7月10日 |
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8時過ぎに出発し、目的地には9時半頃着いた。前日のカルスト・ウインドウの上流となるウバーレ、いやポリエと言うべき規模である。遠くには洞口も見える。 |
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一通りProf. André Prous氏の壁画の説明を聞いたあと、洞窟に入るが、あまり大きくはない。立って歩くのには問題がない程度で、奥行きも100mあまりしかない。小屋に戻り、サンドイッチとジュ一スの昼飯のあと出発した。坂を登って行くと両側に岩壁が迫ってくる。坂を降りてからやや登り返すと、また洞窟に出るが、岩陰といっても差し支えない程度だ。ここは多くの発掘の跡があり、地面が掘り返されている。ここでも1時間以上、壁画や遺跡の説明を受けたが、さすがに英語で遺跡、壁画の専門用語が多いと理解に苦しむというより、ほとんど判らない。 |
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そのあとは、ウバーレの中に点在する岩塔の上に登った。ピナクルのように尖った石の塔が乱立していて、表面には鋭い力レンが発達している。また多くのサボテンが生えていた。 |
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このあとGruta Bonitaに行く。「美しい洞窟」という意味の洞窟は、10x20mぐらいの洞口を持ち総延長は400mほどである。洞口から下に向かって降りている。洞口ホールから一つ奥に入ると大き目のホールに出る。右手に小さな支洞、左手に主洞がある、主洞長は350mぐらいである。洞内には多くの二次生成物がありヘリクタイトの発達が良い。洞窟内には何ヶ所か保護している揚所があり、足を踏み入れることが禁じられていた。最奥には床一面のアラゴナイトがあった。 |
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