7月12日 |
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ジャネイロ・ケイブは非常にフラットで高低差がない。天井までは80m近く、幅も40m以上と非常に大きな空間が地下河川に沿って3kmに渡って続く。この洞窟が、この地域で最も大きな洞窟である。初日に見たドリーネを含め大きなカルスト・ウィンドウが天井に3つあり、小さな物が5個ある。これらのおかげで、半分以上はライトが不用である。川は随所でプール状になっていて、静水面に外の景色が良く写りすばらしい風景が続く。雨季に滝になるという場所が洞窟の壁にある。滝の高さは20~30mぐらいであろうか。そこの下へ行くとTufaによるリムプール等が生成していた。これらのカルスト・ウィンドウの最後、初日に見たドリーネの手前で昼飯を食べる。 |
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食事の後は暗い洞窟へ入った。久しぶりにライトを使用した気がする。途中にはとても白い大きな二次生成物等があった。けれども、カメラのストロボ接点の故障により、こうした細かな二次生成物の撮影がほとんどできなかった。 |
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洞窟を出ると、やや広い谷になる。水流に浴って100mも下った所で右手側・左岸から川が合流する。その堤所からでは見えないが、別の洞窟からの水のようである。さらに川を下ってから左岸を急登する。100mほど登った所に洞窟があるが、このあたりで蜂に襲われ一人刺された。この洞窟は10mもない貫通洞である。洞窟を出てさらに100m登り、200~300m降りると、毎日車で通る道の途中に出て、車にピックアップされた。 |
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